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ReactOSまとめWiki - 実機向けバッドノウハウ置き場 Diff

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[[https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Screen_Shot_2015-11-19_at_11.54.48_AM.png]]

画像出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Screen_Shot_2015-11-19_at_11.54.48_AM.png
:あるいはKludge集積所:
::あまり応用性がない、かつ今後のアップデートに伴い無用の長物になるであろう、将来性の無いその場しのぎの手法の蓄積所
::もしくは理論の裏付けのない経験知の吹き溜まり
::Tipsに書くにはちょっと、というモノをお気軽にお書きください
::※ '''WindowsのOS付属DLLをぶっこ抜く話は書いちゃダメです。その話題はノウハウと言うよりむしろ[[バルス|http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%83%90%E3%83%AB%E3%82%B9]]。'''

{{toc_here}}
!古いハードに関する諸注意
!!!![[コンデンサの妊娠|https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E8%89%AF%E9%9B%BB%E8%A7%A3%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%B3%E3%82%B5%E5%95%8F%E9%A1%8C]]
電解コンデンサには寿命があります。

寿命を迎えつつあるコンデンサはしばしば膨らみます。

それを称して妊娠と呼び習わす文化圏が存在します。

そのようなコンデンサが乗っているボードは諦めるか、ボード破損覚悟でコンデンサを交換するかして下さい。

はんだ吸い取り器があると良さげ。

PCのボードのはんだは電子工作用より融点が高いものが用いられているようです。出力の高いはんだごてを用意しましょう。

はんだ付け作業は通気性の良い場所で行いましょう。あと火災注意。
!!電源ユニットの異常
発煙・発火から火災に至る可能性があります。

電源に異常を感じたら惜しまず交換しましょう。これはACアダプターにも言えます。

!!CRTディスプレイの異常
[[CRTディスプレイの陽極端子部分等は馬鹿げた電圧となっています。|https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%B3%E7%AE%A1#%E6%B3%A8%E6%84%8F%E3%83%BB%E3%81%9D%E3%81%AE%E4%BB%96]]

直そうとしないで下さい。死にます。

古いiMac用の保守用にフライバックトランスが流通していたりしますが、素人にはお勧め出来ない。

参考文献:https://www.nite.go.jp/data/000005059.pdf
!!カビ
カビの発生は電子回路にとってあまり望ましいものではないようです。参考文献:https://www.jstage.jst.go.jp/article/sfj1970/29/6/29_6_271/_pdf

精密部での繁殖で引き起こされる恐れのある短絡現象とは逆に、接続端子付近での繁殖で絶縁や導電性の低下を引き起こされるかもしれません。

あまりないとは思いますが、PC内でカビが大繁殖し、冷却ファンから発がん性物質をまき散らすというシナリオも思い浮かびます。

カビ恐い。
!!ホコリと湿気
それぞれ単体でも厄介ですが、合わせ技一本で[[トラッキング現象|https://www.chuden.co.jp/home/information/use/plug/tracking/index.html]]に類する事柄がマシン内部で生じる恐れがあります。

長期間放置していたPCは起動前にケースを開けてホコリ取りと虫干しをしましょう。

!!アース
これは古いハードに限った話ではありませんが、アースをきちんとすることでマシンの動作が安定する場合があります。

漏電があった場合の感電防止のためにも、アースはきちんとしましょう。
!![[静電気|https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%99%E9%9B%BB%E6%B0%97]]対策
対策しないとパーツを破壊する場合があります。
!最小構成のハードにインストールする
PC本体の他はディスプレイと PS/2 キーボード ・ PS/2 マウスのみを繋いだ状態にします。

執筆者の保有する物では、スピーカーやヘッドフォンが繋がっているだけでReactOSの起動に失敗するマシンがあります。

!ブートオプションでの工夫
ここを工夫するだけで実機での起動が可能な場合があります。
!!グラフィカルブートスプラッシュを利用しない
起動時にReactOS(Screen)を選択。
!!オンメモリブートを試す
HybridCDから起動し、ReactOS(RAM Disk)を選択。
!BIOS UEFI 共通
スマホで画面の写真を撮る、ファイルにバックアップする等を事前に行って、加えた変更を元に戻せるようにしておくと良さげ。

設定によってはハードを壊す可能性もあるので、よくわからない部分には触れないでおくのが無難。

可能であれば、実機試験には爆散しても惜しくないハードを充てること。

あなたが[[冒険者|https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%92%E9%99%BA%E8%80%85]]ではない場合、メインマシンでは仮想環境を利用して下さい。
!!Plug and Play O/S を無効化してみる
OSがPCIのIRQ関連でエラーを吐いて立ち上がらない場合に有効でした。
!!SATAをIDEモードで動かしてみる
IDEデバイスとの混成構成時に有効でした。
!!SATAデバイスとIDEデバイスを混在させない
可能ならどちらかに統一してみる。
!!USBサポートやUSBコントローラを無効化してみる
0.4.8現在USB関連で問題が起きやすいです。

システムが起動しない、もしくは不安定である場合、BIOS/UEFIでUSBの無効化を試して下さい。
!!OSのインストールや起動に必須ではないデバイスを全て無効化・取り外ししてみる
執筆者の手元には M/B や拡張ボードの HDAUDBUS 関連のエラーにより OS のブートに失敗するハードがあります。

ある M/B では HDAUDIO を AC97 互換モードに設定した上で HDAUDIO 自体を無効化することでブート可能でした。
!BIOSマザー向け
!!PCI / ISA デバイスの IRQ を手動設定してみる
執筆者のマシンでは、これを手動設定することで ReactOS をブート可能です。

なおこれを試した際、設定ミスで危うく BIOS が立ち上がらなくなる所でした。

最悪の場合 CMOS をクリアする必要がある点に留意下さい。
!UEFIマザー向け

!補遺
:超保存版 BIOS設定の歩き方:
::http://www.dosv.jp/other/0704/index.htm
:BIOSに代わるファームウェア“UEFI”とは一体何か?:
::http://www.dosv.jp/feature/1103/17.htm
::http://www.dosv.jp/feature/1103/18.htm
:UEFI超入門 〜操作方法から基本設定まで〜:
::https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/dosv/698567.html