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開発者向けバージョン(SVN)をQemu上で動かす

開発者向けバージョンとは

ReactOSの開発はバージョン管理システムであるSubversion(略してSVN)というものを使って行われています。SVNにはリビジョン番号があって、開発者がReactOSのコードを変更するたびにその番号が増えます。つまり、数字が大きいほど新しいです。これが「開発者向けバージョン」(ReactOS Developer versions)のReactOSです。ReactOS 0.3.10などはそこから安定したものを選んでブランチを作り、細かい修正をした後にリリースされます。

これを試す利点

  • ReactOSの新機能をいち早く体験できる(逆に言えばリリースされた時の楽しみが減る)

欠点

  • 不安定な場合がある(特に重大なバグはこのあたり)
  • リリース版と違い、ある程度の安定性が保証されない

準備

2009年9月現在、ReactOSはアルファ版です。 実機でも実行できますが、いろいろと問題があるため仮想マシンのQEMUでやってみましょう。

QEMUの準備

公式のQEMUパッケージをもとにします。

ダウンロードしたら適当な場所に解凍します。 解凍したフォルダのboot.batを以下のように編集します。

@echo off
cd files
qemu -L . -m 128 -hda ReactOS.vmdk -serial file:CON -boot d -cdrom ../ReactOS.iso

勘のいい人は編集前との違いが "-boot d -cdrom ../ReactOS.iso" が増えていることだと気づくかもしれません。軽く解説しておくと

"-boot d" - cdromからブートさせる
"-cdrom ../ReactOS.iso" - cdromに一つ上のフォルダの「ReactOS.iso」を読み込む

ReactOSをダウンロードする

エミュレータの準備は整いましたが、肝心のReactOS本体がなければ意味ありません。

ソースコードに変更があると、ビルドボットが自動的にビルドして、アップロードしてくれます。ReactOS SVN トランクビルドのダウンロードにそのビルドされたものがアップロードされています。

bootcdをダウンロードするか、livecdをダウンロードするかは自分で選択してください。 livecd-*****-rel.7z、bootcd-*****-rel.7z(*****はリビジョン番号)があれば、希望のほうをクリックしてダウンロードしましょう。

下に「リビジョン *****のあらかじめビルドされたファイルはありません!」と表示されている場合は、「ファイルを表示するリビジョン:」の右の「<」をクリックして「表示」をクリックします。 まだ同じ内容が表示されている場合、繰り返し前のリビジョンでビルドされたものがあるか探します。

ダウンロードしたら解凍します。このとき、先ほど準備したQEMUのフォルダの中に解凍してください。 QEMUのフォルダ内にisoファイルができたら、「ReactOS.iso」とリネームします。 これで準備は完了です。

起動

さあ、準備ができたら早速起動させてみましょう。QEMUのあるフォルダを開いて、「boot.bat」を開きます。すると、QEMUが起動します。 QEMUの使い方やReactOSのインストール方法はここでは解説しません。

ちゃんと動かない場合は、通常はすぐ修正されます(起動しないなどの重大な問題の場合)ので、修正されるのを待つかより古いリビジョンを使ってみてください。開発者向けバージョンですので、ちゃんと動かなくても仕方ありません。

Last modified:2010/08/28 07:39:42
Keyword(s):
References:[SideMenu] [ReactOSを日本語化する]