ReactOSで様々なフォントを試す
- 梅フォント
- IPAフォント
- Notoフォント
- VLGothicフォント
- 以下の情報は古く、修正が必要。(2018年3月時点)
- 方法1:日本語設定でインストールしなおす(リリース版)
- 方法2:インストールされたハードディスクイメージに日本語フォントを統合(SVN)
- 新 方法3:ソースに日本語フォントを統合して、ビルド(Revision 44330以降に対応)
- 旧 方法3:ソースに日本語フォントを統合して、ビルド(0.3.8向け)
- フォントのインストール
- フォントをダブルクリックするとfontview.exeが立ち上がりますので、ウィンドウ左上のInstallをクリックして下さい。
- もしくは、C:\ReactOS\Fonts\ 以下に導入したいフォントをコピー&ペーストしてOSを再起動することでもインストール可能です。
- 出典
- Windows互換を目指すReactOS Part12 368氏
reactos-0.4.5あたりからずっと、Fontsフォルダに.ttfファイルを新しく コピーした後は「.ttfファイルをダブルクリックして一度プレビューする」or 「osを再起動する」のどちらかをしないと、VLに限らずどのフォントもosから 認識されなかった気がする
- コマンドプロンプトの表示
- 何らかの日本語固定幅フォント(monospaced font)を導入すると改善されます。
以下の情報は古く、修正が必要。(2018年3月時点)
- !!!古い情報です!!!
- 2018年3月時点のRosBEの利用方法についてはこちらを御覧下さい。
- こちらも参照下さい:公式WikiのBuild Environmentの記事
- こちらも参照下さい:公式WikiのBuilding ReactOSの記事
- ソースコードはGitクライアントを用いる他に
- 1.ブラウザでhttps://github.com/reactos/reactos/を開く
- 2."Clone or download"をクリック
- 3."Download ZIP"をクリック
- とすることでもダウンロード出来ます。
- 2018年3月現在リリース版は特に操作をせずとも日本語表示が可能であり、以下に記された手順は必要ありません。
- DailyBuildsのインストール時に日本語フォントを導入する場合は以下に記された手順を適宜読み替えて下さい。
このページではReactOSを日本語化(日本語を表示できるようにする)方法を解説します。
面倒な方は、非公式ReactOS日本語版パッケージ配布所からもらってくるのもひとつの手です。ここではすべて、Windowsで操作しているものと考えて書いているので、LinuxやらMacでは使うソフトや手順が違うかも。
方法1:日本語設定でインストールしなおす(リリース版)
フォントは最初からリリース版のCDに入っているので日本語設定でインストールしなおす方法です。公式のQemuイメージは英語版ですのでインストールし直します。
準備
以下を集めてくる
※インストールイメージはqemuイメージの中(boot.batと同じ場所)に展開する
再インストール
- ReactOSのqemuのパッケージの「boot.bat」を以下のように編集して、ReactOSのインストールイメージからブートできるようにする
- 「boot.bat」を開いて、ReactOSを「Japanese」でインストールしなおす
@echo off cd files qemu -L . -m 128 -hda ReactOS.vmdk -serial file:CON -boot d -cdrom ../ReactOS.iso
方法2:インストールされたハードディスクイメージに日本語フォントを統合(SVN)
SVNには日本語フォントが入っていないため、入れてやる必要があります。
必要なもの
- DroidSansFallback.ttf(リリース版のReactOS.isoなどから抽出してもよい)
- ND(ディスクイメージ編集ソフト)
日本語フォントの統合
- DailyBuildsを仮想環境で動かすを参考にして、SVNのqemuイメージを作る
- 最初に「Japanese」を選択して2ndセットアップの直前までセットアップして、いったんqemuを閉じる
- NDで「ReactOS.vmdk」を開く
- 「REACTOS」⇒「MEDIA」⇒「FONTS」とたどっていく
- FONTSフォルダに「DroidSansFallback.ttf」をドラッグ&ドロップ
- フォントがコピーされたことを確認してNDを閉じる
- 「boot.bat」を開いて、Qemuを起動させる
- 起動すればもう日本語になってるはずなのでセットアップの続きをする。
手順は以上です。お疲れ様でした。当然ですが、もともと日本語化されたデータがない場合は英語で表示されます。
新 方法3:ソースに日本語フォントを統合して、ビルド(Revision 44330以降に対応)
ここではSVNのreactos.dffに合わせてDroid Sans Fallbackを使う。
必要なもの
- ReactOS のソースコード(SVNからダウンロードする)
- ReactOS Build Environment バージョン1.4.5(ReactOSをビルドするソフト)
- DroidSansFallback.ttf
ソースコードを日本語に対応させる
- [ReactOSのフォルダ]\modules\に"optional"フォルダを作成する
- [ReactOSのフォルダ]\modules\optional\にDroidSansFallback.ttfをコピーする。
ビルド
ReactOS Build Environmentを開いて、以下のコマンドを実行する。
make bootcd
もしくは(↓はマルチスレッド対応コマンドです。HTT対応のPentium 4などの疑似マルチコア、Core 2 DuoなどのマルチコアCPUで少し早くなります。)
makex bootcd
30分〜3時間ぐらい(マシンのスペックによる)でエラーがなければ、ReactOS.isoが生成される。 できあがったイメージファイルを、焼いてみたり、仮想マシンなどへインストールする。(インストール時に言語選択でJapaneseを選択) 超簡単ですがこの方法はlivecdには対応していません。
旧 方法3:ソースに日本語フォントを統合して、ビルド(0.3.8向け)
※ 以下の方法で生成したreactos.isoを配布する場合は、IPAモナーフォントのライセンスファイルを同梱するようにしてください。
必要なもの
- ReactOS 0.3.8のソース(SVNで試す場合はSVNからダウンロードする)
- ReactOS Build Environment バージョン1.4(ReactOSをビルドするソフト)
- IPAモナーフォント(内「ipagui-mona.ttf」)
- 日本語化パッチファイル
- GNU patch
ReactOS Build Environment(RosBE)のインストール
ダウンロードしたRosBEのインストーラを実行する。 スタートメニューにReactOS Build Environmentが追加される。
ソースコードの展開
ダウンロードしたReactOSのソースを、適当なフォルダに展開する。
日本語に対応させる
- GNU patchのアーカイブ(patc254w.zip)からpatch.exeを展開する。
- patch.exeと日本語化パッチファイル(up0024.txt)を、ReactOSのソースを展開したフォルダに置く。
- ReactOSのソースを展開したフォルダで
patch -p1 < up0024.txt
を実行する。Hunk #??? Succeedのようなメッセージが出れば成功。 備考:SVNの39493以降ではconsole.cとkbdja.cのパッチは必要ありません。また、39960以降はusetupのパッチも必要ありません。パッチは0.3.8向けのようです。
- ReactOS-0.3.x\media\fontsフォルダへ、IPAモナーフォント(ipagui-mona.ttf)をコピーする。
CDイメージのビルド
スタートメニューのReactOS Build Environment→ReactOS Build Environmentをクリックすると、RosBEのコマンドプロンプトとなるので、以下のコマンドを実行する。
make bootcd
エラーがなければreactos.isoが生成される。 できあがったreactos.isoを、QEMUやVMwareへインストールする。
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